ライちゃんの足跡🐾〜20年と7ヶ月生きた証明書〜

腎臓病と言われてから7年、20才と7ヶ月まで生きた愛猫に感謝とその証を残したいと思いました。

腎臓病・腎不全という名称が重い

 どこを調べても、腎臓病・腎不全は、①多飲多尿②尿の色が薄くなる③最期は尿が出なくなり、毒素が回って死に至る。というようなことが書かれています。でも②と③の間には、限りない可能性が含まれていることを病院では教えてくれませんでした。  腎臓病と宣告された病院があまり好きになれず、他の病院を探している時に、大阪の箕面市にある永田動物病院にたどり着きました。そこの獣医さんの永田先生は『犬や猫を長生きさせる秘訣』(他にもあります)という本も出されていて、それを読んでこの病院へ行こうと思いました。  この病院で愛猫ライを診てもらったとき、腎臓は半分くらいしかないと言われ、腎臓病と別の病院で言われたことを伝えると、「これは自然な老化現象です。人と同じで動物も年をとるといろんな機能が衰えてきます。それと同じです。これから腎臓に負担がかからないように小さくなっていくと思います。あえて名前をつけるのであれば腎臓病ですが、いたって普通の自然な現象です。余命はわかりません、あと1年かもしれないし、5年生きるかもしれない。」と。それを聞いて心が軽くなったのを覚えています。腎臓病という名称が重かったのです。  別の病院で出された薬の山を見せると、「これは必要ないでしょう。療養食じゃなくても、好きなものを食べさせて大丈夫ですよ。」と言われたのですが、それならなるべく長く生きられるように、よりよいごはんを探そうと、そこから、ごはん探しの旅が始まったのです。